大阪府重症心身障害児者を支える会では平成9年度より「強度行動部会」を設置し、この問題について、その原因や、適切な対応のあり方などを学ぶため、講演会や研修会を年数回実施し、療育現場でどう対応すればいいか悩み、困惑している親、学校、施設、医療関係者に少しでもよい方向に療育が進むよう研修の機会を提供して参りました。
講師については、日本でも有数の先駆的取り組みをされている施設、医療、教育関係の専門家をお招きしています。
過去に亘り行いました講演会等からまとめた資料です。参考にしてください。
講演会、研修会の報告集U・V 是非ご購読ください。
報告集T・Wの在庫なくなりましたのでお知らせいたします。
***行動背景を理解しよう。 環境をわかりやすく整える。 コニュニケーションの仕方を考えよう***
強度行動障害問題に取り組んで....報告集Wの主な内容(完売)...平成13年3月発行
講 師 | テ ー マ |
北摂杉の子会「萩の杜」 松上 利男 氏 |
「行動障害に対する施設での取り組みについて」 *強度行動障害とは *施設における強度行動障害の実態 *成人自閉症施設における一つの試み(生活環境の構造化と援助システムの再編) *行動障害を持つ利用者に対する援助(噛みつき行動を持つ二つの事例を通して) 他 |
京都市児童福祉センター 門 真一郎 氏 |
「コニュニケーションの視点から行動障害を考える」 *強度行動障害と自閉症 *自閉症と知的障害(精神遅滞)の違い *構造とは状況の意味や見通しである *自閉症の人の認知や学習の特徴を理解しておく *構造明確化や視覚化でコミュニケーションを補強する *不適切行動の意味(機能)を理解する *自閉症の人の身になって共感的に因果関係の分析や機能の分析を *観察・記録を的確に *不適切行動の予防 他 |
大阪自閉症センター 新澤 伸子 氏 |
「自閉症の支援システム」 *強度行動障害と自閉性障害 *自閉症の支援システムとしてのTEACCHモデルについて *自閉症の診断 *自閉症の特性理解 *評価 *生涯にわたる一貫性・持続性のある包括的な支援を実現するためのシステムの構築に向けて 他 |
川崎医療福祉大学 佐々木 正美 氏 |
自閉症とバリアフリー *大学入学まで・医学部卒業後の選択・カナダへ留学・国立秩父学園へ・横浜小児療育相談センターへ・TEACCHプログラムとの出会い・自閉症児を正しく理解し、対応する・自閉症でない障害の方への応用・わかりやすい環境を作るということ・私の生き方、仕事への動機・自閉症観のコペルニクス的転換・統合教育と不適応 *自閉症の特性 *自閉症の人への配慮 *自閉症の人たちの本当の意味での特殊教育 他 |
「強度行動障害専門職員養成事業海外視察研修」報告会資料 発行「大阪府重症心身障害児・者を支える会」 |
強度行動障害問題に取り組んで....報告集Vの主な内容...平成12年8月発行
講 師 | テ ー マ |
大阪TEACCH療育相談
新澤 伸子 氏 |
「行動障害を示す人たちの行動背景の理解と支援について」 *表面化している症状・行動の背景にある自閉症の特性への理解『氷山モデル』 *まず、評価(情報の収集と分析) *介入計画を立てる *計画の実施と再評価 *自閉症の文化の尊重と仲介者としての援助者の役割 他 |
社会福祉法人やまびこの里.
東やまたレジデンス施設長 藤村 出 氏 |
「行動障害に対する施設でのとりくみについて」 *行動障害のとらえ方→障害の理解と個別化 *普通の暮らしをめざす→施設生活から地域生活を目標に *地域生活を支える施設→資源の開拓と活用、合理的な方法 *VISUAL(横浜やまびこの里地域生活支援システム) *東やまたレジデンス(自閉症者40名の居住施設) 他 |
弘済学園 指導課長
三島 卓穂 氏 |
「行動障害に対するとらえ方と援助の実際」 *内面の理解と考えられる適切な援助 *強迫性の強い自閉症とトゥレット障害の合併例での実践 *分析支援に際しての留意点 *弘済学園での援助 他 |
講 師 | テ ー マ |
旭川療育センター児童院 中島 洋子 氏 |
強度行動障害を示す人たちに対する処遇のあり方
―― 強度行動障害とその周辺 ―― |
弘済学園 園長 飯田 雅子 氏 |
行動特性の理解と対応について |
堺市向丘小学校 教諭 浅井 郁子 氏 |
障害児学級における実践 ―― コミュニケーション障害への対応 ―― |
講 師 | テ ー マ |
国立秩父学園園長 講演当時 岡田 喜篤 氏 |
知的障害における行動障害について |
弘済学園 園長 飯田 雅子 氏 |
強度行動障害の行動改善をはかる ―― 弘済学園での取り組み ―― |
第2おしま学園 星が丘寮施設長 寺尾 孝士 氏 |
第2おしま学園 星が丘寮での実践 |
報告集T.U.V.Wともに送料別で1000円です。レターパックにて送付、送料として基本2冊まで370円、3冊以上520円頂きます。
報告集U・Vと共にお読み下さい。報告集T・Wは在庫なくなりました。
強度行動障害問題に取り組んで...報告集申込書 | ||
パートU 冊 ×1、000円= 送料 |
合計金額 円 | |
パートV 冊 ×1、000円= 送料 |
||
送付先〒
住所 |
団体名.名前 | |
電話( ) - | ||
この申込書にご記入の上FAXにて事務局に申し込みください。
代金は郵便振替 00930−9−69598 で送金してください。 |
ここをクリックして下さい。大阪支部のホームページに戻ります